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一切経山【吾妻小富士】 [山歩]

福島県の一切経山を歩いていま・・・した。
タイトルがおかしいですが、今回の一切経山シリーズのオマケ編ということで。

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浄土平駐車場の前に聳える、吾妻小富士です。
こちらも浄土平より上は、紅葉は見ごろを過ぎている感じですが、点々と赤いモノも。

今回は吾妻小富士には行かないつもりでしたが、晴天の下の吾妻小富士を見ていたら、なんだか「おいでー」と呼ばれている気がしたので、バックパックは車に置いて、カメラだけ片手に行くことにした。

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この日の浄土平は、濃霧で視界不良のことが多かったので、この時間までいた観光客はラッキーでしたね。俺が一切経山の上から見ていた時は、まだ吾妻小富士もガスの中でしたから。
だいぶ日が傾いてきましたが、まだまだ吾妻小富士には観光客がたくさんいました。

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階段を上って、火口の淵に立ちましたが、一切経山の爆裂カルデラは見えず。浄土平が晴れていたので、これから晴れてくるのかと思いきや、写真右側の福島市方面から、モクモクと湧いてきます。

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一切経山に行くよりも回数多く来ている吾妻小富士ですが、やはり火口跡の風景は何度見ても息をのみますね。
さすがに今回はお鉢めぐりをする時間は残っていないので、一切経山側の火口の淵をウロウロと。

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そんなことしているうちに、ガスがここまで上がってきました。
触れるとヒヤリと冷たさを感じます。

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さらに勢いを増し、ガスが吾妻小富士の火口跡に流れ込んでいきます。
オイオイ、ここにきてまた白い世界か?

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と、思いましたが、ガスは引っ込んでいき、爆裂カルデラも少し晴れ、「磐梯吾妻スカイライン」が眼下に見えてきました。
ここもまた、いつ見てもすごい風景ですね。
浄土平から福島市方面へはもう何年も行っていないので、またここを車で走ってみたいですが。
この中を行く登山道もあるみたいなんですが、入り口がわからず。だいたい当日は忘れていて、あとで地図を見て「あ、探しておけばよかった」と思いだすパターンです。

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吾妻小富士から見る、一切経山の大穴火口。
なんだか噴気の吹き出す場所が増えていませんか?
また噴火警戒レベルが上がるようなことがないといいのですが・・・・・・

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吾妻小富士から見下ろす浄土平駐車場。
なんだかんだで、ここに大きな駐車場があるのは、利便性は最高です。天文台もあって夜間のイベントもあったりするので、いつか夜中に来てみたいですが。

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日が山に沈んでいきます。
あああ、吾妻小富士に寄らないで、「スカイライン」の紅葉を見ながら帰るつもりだったのに、結局、ここで日没を迎えてしまう。

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ああ、でも、ホント、今日は諦めないで青空が見られて良かった、とこの日に何度そうつぶやいたかわからない言葉をまた口に出してから、駐車場に戻りました。
あわよくば紅葉が最後に見られないかなと思ったのですが、浄土平を出たとたんに視界真っ白。どうやら晴れていたのは浄土平より上だけ、だったようでした。
まぁ、あれもこれもというわけにはいきませんね。

【NEX-7】+
 【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】
 【E 10-18mm F4 OSS】


タグ:NEX-7 福島県
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一切経山【晴天】 [山歩]

福島県の一切経山を歩いています。

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「家形山」から一切経山まで引き返してきました。
この頃から、思いもかけずついに厚い雲が晴れてきたのです。

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ガレガレの途中にある大きな岩。
下からだと真上に見ながら登ってくるので、転がってくるなよーと思う。この大岩は上に乗っても安心な大きさがあります。

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一切経山の山頂に戻ってくると、ちょうど「魔女の瞳」五色沼に太陽光が。
見られただけでラッキーと思ったのに、まさか天気まで回復してくるとは、今日は本当に諦めないで来てよかった。

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もう一度、五色沼周辺にズーム。
太陽光の下だと、周辺の緑が鮮やかに見えていいですね。

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一切経山山頂にある「空気大感謝塔」
今日は大感謝したくなる気分でした。

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雲海の中から吾妻小富士が顔を出しています。
こりゃあお鉢めぐりも視界悪そうだな。今日は吾妻小富士は行かないで、つばくろ谷の方に行って紅葉見ようかなー。

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輝く鎌沼。

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太陽光が届き始めたことで、紅葉も少しは楽しむことができました。

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眼下に酸ヶ平避難小屋と酸ヶ平。奥が鎌沼。

来る時はあえて遠回りをして鎌沼から来ましたが、下山は時間的なことも考えて、避難小屋からまっすぐ浄土平に降りるコースを行くことにします。

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東吾妻山の麓に広がる落葉の木々。ここの紅葉は、いつも俺が行くよりちょっと早く終わっている。これがみんな色づいていたら、すごい眺めだろうなと思うけれど、タイミングがあったことなし。

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一切経山の噴煙も、浄土平手前になってやっと見ることができました。

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青空の下、キリっとした一切経山。
朝、この場所に着いた時には想像もできなかった姿。

今日は魔女が味方に付いてくれていたようですね。
一切経山の魔女さま、ありがとうございました。

【NEX-7】+
 【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】
 【E 10-18mm F4 OSS】


タグ:NEX-7 福島県
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一切経山【家形山】 [山歩]

福島県の一切経山を歩いています。一切経山を下ってきました。

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五色沼から家形山への分岐点です。
道幅が狭く、ちょっと薮で、標識が上の方にあるので、あやうくスルーするところでした。

ここからさらに登山道は細く、枝葉をかき分けながらの登りに。うぉぉ、ここまでの登山道とは。しかし、もうここまできたら行くしかない~。
幸い、俺より前に上がっていた人が、降りてくるようで、上から人の声がしていましたので、ちょっと安心感がありました。

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家形山山頂直下。
こちらもなかなかのガレガレ。しっかし、道が見つけられない~、きょろきょろと進む道を探してようやく上に。

到着~と思ったのですが、山頂をしめす文字が何もなく・・・・・・あれ?ここは実は山頂ではない?
周辺を歩き回り、登山道もちょっと先へ。「家形山→」なんて標識でもあればと思ったんですが、それもなく、あまり奥に行ってもと元の場所に引き返してきました。

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どうやらこのケルンと主図根点が、山頂ということでいいらしい。
ケルンには、もしかしたら「家形山」って書いてあったのかなーと思われる錆びたねじが残った板がありました。

家形山(1877m)。一切経山より100mほど低いということになりますか。
念願の縦走ができました。

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なぜ家形山に来てみたかったかというと、一切経山から見ると「魔女の瞳」五色沼は、逆さハート形に見える気がしたので、じゃあ反対側からみればハート形になるんじゃないだろうか?と思ったんですよね。
こうして反対側に立ってみましたが・・・・・・あまりハートには見えないですね。一切経山より100mほど低い位置から見ているからかもしれませんが。

元々、五色沼は円形だったのが、向かいの一切経山の斜面が地滑りで流れ込んだのでしょうね。こちら側から見ると火口湖だというのが、一切経山から見るよりわかりやすいと思います。

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福島市側は雲海になってしまっているので、「天空の湖」のように見えてきます。雲の上のというか、山の上にある大きな池や湖は、人が集まる理由がわかる気がしますね。

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磐梯山の山頂が、雲の上に出ていました。

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「魔女の瞳」を見下ろしながら、ここでコーヒーとアンパンタイムです。
いやぁ、着いた時はどうなることかと思ったけど、ここまで歩いてくることが出来て良かったなぁ。

【NEX-7】+
 【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】
 【E 10-18mm F4 OSS】

撮影日:17/10/14

タグ:NEX-7 福島県
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一切経山【魔女の瞳】 [山歩]

福島県の一切経山を歩いています。

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一切経山の山頂が見えてきました。
鎌沼周辺ほど登山者は多くありませんが、この天候でもそれなりに登山者がいるようです。

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ほどなくして一切経山山頂(1948.8m)に到着です。
しかしまぁ、この山は山頂はわりとどうでもいいのですよね。広い丸坊主の山頂。

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山頂北側に人だかりができています。
やはりココに来たら山頂よりも、そちらが皆さん目的ですよね。

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見えました。「魔女の瞳」こと五色沼です。
おお~、この空模様で見られるとは思わなかったので、ちょっと感激。
「魔女の瞳」という呼び名ですが、「吾妻の瞳」ともいうようです。

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周辺の紅葉も、すでに終わっているようですね。

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さて、多くの登山者は一切経山の山頂で、「魔女の瞳」を見て折り返しでしょうけど、人垣の横をスタスタと通り抜けて「魔女の瞳」方面へと下り始めました。
なかなかの斜度で下ってます。

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ちょっと「魔女の瞳」に近づきました。
今回の俺の目的地は、一切経山から「魔女の瞳」を挟んで対岸にある家形山という山です。奥にある上が平らな山。前々からあちら側に行ってみたかったのです。今回は時間もあり、天候も回復してきているようなので、予定通り家形山を目指すことにしました。

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ガレガレを抜けると、薮がちな登山道に変わり、一切経山から先は登山者がかなり少なくなることがわかります。
あー、熊鈴・・・・・・
笹薮を渡ることもあるので、長ズボン必須です。

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この辺りがもっとも「魔女の瞳」に近づけるようです。池までは道がないので降りることはできません。

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太陽光の具合で微妙に色が変化するという水面ですが、太陽光のないこの日、暗く沈んだ青をしています。

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しかし、いい青ですね。


【NEX-7】+
 【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】

撮影日:17/10/14

タグ:NEX-7 福島県
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一切経山【鎌沼】 [山歩]

福島県の一切経山を歩いています。

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「鎌沼」に来ましたが、濃霧で視界が真っ白なのは変わらず。

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こうなってくると、被写体は他の登山者くらいしかなくなってくる。
が、コレはコレで楽しいかもしれない。

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木道はすれ違えない幅しかないので、待機スペースで積極的に待機して、他の登山者に進路を譲りつつ、その背中を狙う。

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ああ~、駐車場で一瞬、山が晴れたのはあの時だけだったのか・・・・・・この先、期待できないのか?

一切経山は風が強いイメージがあって、今回、山ラーメンやコーヒーを沸かすのに必要なストーブとガスは持ってこなかったのだけど、鎌沼の傍で、いくつかのグループが昼食中だった。ああ、そうか、ここならお湯も沸かせたなぁ。今度からここで使うことにしよう。

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鎌沼から「酸ヶ平」へ。草紅葉も終わっていますが、ああ~、やっぱり光が欲しいねぇ。

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「酸ヶ平」の避難小屋が見えてきました。
噴火警戒レベルが上がっていた頃は小屋の裏から先は通行止めになっていましたが、もちろんすでに開放されています。
こんな空模様だけど、一応、一切経山の山頂を目指してみることに。このまま登るとガスの中に突っ込んでいくだけって感じにしか見えませんが。

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登って振り返るとガスの下に鎌沼が見えています。
う~ん、この高度差で鎌沼が見えるんだから、「魔女の瞳」も見えそうなもんだけど、無理かなぁ。

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避難小屋の裏からは、突然、登山道はガレガレに変わります。
現在も噴気を上げている火口の反対側ですから、噴火警戒レベルが下がったとはいえ、もし噴火したら嫌だなぁと思います。レベル1だって噴火しないわけではないですから。大丈夫だと思うしかありませんが。

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雲海の中に吾妻小富士。
一切経山の山頂に迫ってきました。果たして「魔女の瞳」は・・・?


【NEX-7】+
 【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】

撮影日:17/10/14
タグ:NEX-7 福島県
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一切経山【霧中】 [山歩]

福島県の一切経山へようやく行ってきました。
噴火警戒レベルが下がってから、ずっと行きたいと思っていたものの、天気予報がイマイチよろしくなく、諦めたのに、その日の浄土平のFacebookで「晴れてます」という書き込みを見て落ち込む。ということを繰り返してきました。
今回も新潟の天気は曇天。福島市も曇天。しかし「てんきとくらす」で見ると登山指数は「A」の評価。
一瞬、今回も諦めかけましたが・・・・・・行こう!行ってダメだったら、その時はその時だ!
と、家を出て一路、国道49号を福島県へ。

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「磐梯吾妻スカイライン」を登り、浄土平の駐車場に到着。・・・・・・濃霧。
見頃を迎えていたスカイラインの紅葉も、晴れていればきれいに見えるんだろうなという残念な状況で。
やれやれ、今回はダメだったか。
駐車場代(正確には環境保全協力金)も払ってしまったし、せっかく来たけどどうしようかなーと、とりあえずトイレへ。
トイレから出たら、「レストハウス」の向こうに、ハッキリと一切経山が。

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車へ戻ってくる頃には、再び見えなくなる一切経山。
これは、もしかしたらもしかするのでは?
車内で登山装備に着替え、せっかく来たしと歩くことにしました。だいたいの登山プランは決めつつ、状況によって短縮するつもりで。

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噴火警戒レベルが下がり、右側の酸が平にまっすぐ向かうコースも開放され、今回は当然そちらで行くつもりでしたが、この視界じゃどうにもならんし、時間はあるしなぁ・・・と、左側の鎌沼へ向うコースに行くことにしました。

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浄土平を振り返るも・・・・・・眺望無し。

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登山道はしっとりドロドロ。

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鎌沼と姥ケ原の分岐まできました。
この天候ですが、ツアー客らしき複数の団体が休憩中で、写真奥の方に向かうと鎌沼なのですが、続々と来るのでなかなか渡れそうになく、仕方ないので姥ケ原を経由して鎌沼に向かうことにしました。
急ぐ理由もなく、時間もたっぷりあるので。
まぁ、このまままた鎌沼一周トレッキングでも仕方ないかと思いつつ。

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浄土平の駐車場は満車で、たくさんのツアー客もいるのに、姥ケ原は誰もいない。
静かな霧の中。
あ、やべー、熊鈴を出すのを忘れている。

途中、谷地平方面から登山者がひとりいたけど、姥ケ原の中にある分岐で、俺とは違う方に歩いて行った。俺は途中の分岐から鎌沼方面へ。

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鎌沼に出ました。ほとんど見えないけれど。

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ここで、濃霧の中では広角レンズで撮っていても白いばかりだ・・・と、サブレンズとして持ってきていた【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】に換装。寄って撮ることにしました。
カメラが【NEX-7】なので、換算36-105mm相当の画角になってしまいます。俺としては広角側が足りないですが、山で望遠側が105mmという数値の使い勝手を知りたくて持ってきてみました。白馬岳に行った時、【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】で望遠が足りないと感じていたので。

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白一辺倒ではなく、これなら白い世界でも撮影を楽しめそうです。

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すでに浄土平より上は見ごろを過ぎているという話でしたが、光があれば少しは楽しめたんじゃないかと思うのですが、まぁ山の天気は仕方ありませんね。

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鎌沼まではひたすら歩いていましたが、レンズを換装したことで、立ち止まる回数が増えました。

う~ん、今回はこんな感じかな。


【NEX-7】+
 【E 10-18mm F4 OSS】
 【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】
【NEX-5T】+
 【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】

撮影日:2017/10/14
タグ:NEX-7 福島県
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角田山 [山歩]

前々から足の故障で思うように走れない話はしていますが、そこに加えて腰の調子が悪く、大会まで日がないというのに、長期休養をしています。しかし、晴れた休日、家でじっとしているのもなぁと、ゆるゆると角田山を登ることにしました。

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この日も灯台コースからです。
すでに多くの登山者が下山し始める時間ということもあって、人では少ない印象でした。

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涼しさを感じる日中でしたが、さすがに登山中は暑い。

懸念の腰痛は登り始めて40分くらいで、腰がだるくなってくる。どうしよう、ここまでにしようか。でも、もう山頂は近いしなぁ。やめようかなー、登ろうかなーと考えながら、登る。(登るんかーい)

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ゆっくり登ってきたハズが、1時間ほどで登頂。
灯台コースも短くなったもので・・・・・・

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山頂温度計は15℃と、かなり快適というか、汗が冷えてひんやりするくらい。
この日は下界は20℃ちょっとと、そんなに暑い日ではなかったですが、たった400mの山でも涼しさを感じるようになりましたね。

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観音堂まで下ってきて、おやつタイム。
アイスコーヒーを持ってきたのですが、吹く風が涼しくて、これならガス持ってきてコーヒー淹れればよかったと思う。今度からはガス持参だな。

眼下の新潟平野も稲刈りが進み、だいぶパッチワークになりました。
すでに太陽が角田山塊の向こうに傾きかけているので、観音堂からだと山の影で田んぼがきれいに見えないのが残念かな。せめて午前中に来られれば良かったのですが。

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帰りものんびり歩きます。
降りてから気づいたけど、そういえば登頂した後くらいから、腰が痛いことを忘れていた。
っていうか、灯台ルート登れるんなら、10kmくらい走れるんじゃね??

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花は色々楽しめますが、あまり状態のいいのがなかったのが残念。

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眼下に海が広がり、沖には佐渡島、山にいるのに贅沢な場所だといつも思います。

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灯台ルートの絶景ポイントといえばここ。
ここからの景色が見たくて、灯台ルートに来るとも言う。

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岩の上にひとり立ち、眼下を見下ろして、浸っておりました。

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この日から、佐渡島では毎年恒例の「佐渡一周」が開催されていました。俺がこうして岩の上で腕組みをしながら佐渡を見ていた頃は、そろそろ選手説明会が始まるかなーという時間帯だったと思います。
台風が接近していて、各地の大会が中止やら短縮やら聞こえてくるけど、きっとやるんだろうな彼らは。
俺もまた参加してーなー。
そんなことを思っていました。
今年の参加者の皆さん、大変お疲れさまでした。無事に佐渡からのフェリーも欠航にならず、脱出できたと聞いております。何が心配って、それが心配だよね。台風より。

【NEX-7】+
 【E 10-18mm F4 OSS】


タグ:NEX-7
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白馬へ 7 [山歩]

前回 → http://hasekururu6th.blog.so-net.ne.jp/2017-08-31

蓮華温泉~白馬岳の登山記事も今回で最終回です。引っ張りました。
下山編その2となります。

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白馬大池が目前に見えてきました。

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「雷鳥坂」で1羽たたずむ雷鳥を見つけました。
今度は標準ズームでも寄れる、目と鼻の先です。全然、こっちを向いてくれなかったんですが。
登りに見た時は、ちょっと遠かったので、後ろ姿とはいえ近くで見ることができて嬉しかったです。本当に人が近くにいても動じないんですね。

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白馬大池で小休止したあと、大好きなガレガレ登山道から再び樹林帯の中へ。
さて、もう一息。

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「天狗の庭」から。
登った時は「天狗の庭」から「白馬大池」は近かったように思っていたのですが、思ったより時間がかかりました。そんなに距離あったっけ・・・と、朝のことを思い出して、ああそうだ、この辺からずっと眠気と戦ってたんだったと思い出す。

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なんだかガスってきました。
一応、計算上では日没までには下山できる予定なのですが、さすがに皆ちょっと疲れも出てきて、トーク無し区間が続く。EROさんがなぜそこにハマる?というところに足を落とす。俺も踏ん張りが効かなかくなってきたり、湿った路面で滑り、親指やら小指を何度か強打する。

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無事に蓮華温泉ロッジまで下山することができました。
総行動時間11時間40分。総移動距離22.3km。標高差1,500m。
みんな頑張りました。

※3人とも(超)長距離ランナーで体力、脚力ともにそれなりに鍛えているメンバーでの行程です。今回の登山中は走ってはいませんが、通常の登山者とはペースの違う登山ですので、登山初心者の方は、このブログの行程は安易にマネをしないようにお願いします。登山は自分の体力と相談し計画的に!!

天候にも恵まれ、最高に気分のいい北アルプスのお山でした。


・・・・・・気分よく下山した我々にはまだ試練が待ち受けていた!!!

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くまくま号でさあ出発。と、すぐに深い霧。視界真っ白。数十mというか目の前が見えない。薄暗くなっていく山奥のくねくね林道。肉眼で見るよりスマホのカメラで前方を見ている方がよく見えるということを発見し、俺が画面とくまくま号のカーナビ画面を見ながら、カーブの方向を伝え、ノロノロと進む。晴れない霧、攣りそうになるくまくまさんの左足。
登山よりもよっぽど怖い思いをした、この日一番の難所でした。

どうにか暗くなる前に霧を抜け、糸魚川の温泉で汗を流して、帰宅。

高い山に年に1つくらいは行きたいと思っているのですが、なかなか山に足が向かない中、今年は白馬に行けて良かったです。
誘ってくれたくまくまさん、長距離ドライブもありがとうございました。EROさん、これに懲りずにまた我々との山にお付き合いください。


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 【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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白馬へ 6 [山歩]

前回 → http://hasekururu6th.blog.so-net.ne.jp/2017-08-29

蓮華温泉から白馬岳を目指してきて、前回で山頂まで登ってきました。ここからは下山編です。なんか富士登山の時より写真多めで連載しております。

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山頂でしっかり栄養補給をしたので、さぁ下山開始。

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まだまだみんな足取りは軽い?

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俺は最後尾で写真を撮りつつ、アクションカムで動画を撮りながら、ひとり「山っていいなぁ」と繰り返しつぶやいていました。この時の動画は、なぜかいついじったのか天地反転で撮影されていて、編集に時間がかかりそうなので、この連載が終わってからじっくり動画をつなげたいと思っています。
そのうちYouTubeにアップする・・・つもり。

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「三国境」あたりですが、大きな岩が風化してボロボロと崩れていったんだな、ということがわかります。周辺はこんな礫がゴロゴロしている斜面ばかりなので、大昔はどれも大きな岩だったのでしょうね。

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岩ステキ。

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小蓮華山山頂には足元のガレガレに紛れるようにお地蔵さんが。頭部ないけど。
間違って蹴り倒しそうで怖い。
頭がなくなってもなお祈り続ける姿がこころを打ちます。

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小蓮華山の山頂(2766m)は2007年に崩壊し、3mだか山が低くなったそうです。現在、山頂のてっぺん部分は入れないように規制されています。
この辺りもガレガレの足場ですから、先ほどの岩同様、ボロボロを崩れてしまったんでしょうね。

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雲間に白馬大池が見えてきました。
空の上の池に見えますね。

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登りは長野側は真っ白で見えなかったのですが、下山時には眼下に「白馬大雪渓」が見えました。
実は俺、白馬岳に来るのは2回目なのです。3年前、「白馬大雪渓」が見たくて猿倉から白馬尻小屋まで歩いたことがありました。

その時 → http://hasekururu4th.blog.so-net.ne.jp/2014-07-11

大雪渓からも登ってみたいですが、アイゼンもいるでしょうし(簡易アイゼンなら持ってますが)、ヘルメットもいるでしょうし、そうなってくるとちょっとハードル高いなぁと。いや、普通の登山をしている方からすると蓮華温泉~白馬岳を日帰りでピストンというのは、ありえないスケジュールみたいで驚かれまくりでしたけど・・・・・・

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「船越の頭」まで戻ってきました。

下山も順調(?)、気持ちよく歩いております。


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 【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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白馬へ 5 [山歩]

前回 → http://hasekururu6th.blog.so-net.ne.jp/2017-08-27

蓮華温泉から白馬岳を目指しています。「三国境」を通過しました。

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小蓮華山が雲間から顔を出したり隠れたり。
ついさっきあそこのてっぺんにいたとは思えない距離感です。

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見た目気持ちいい登山道の向こうに、ついに見えてきた白馬岳山頂。
こちらも顔を出したり隠れたり。

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山頂目前。

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ついに白馬岳山頂に到着しました。

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白馬岳(2932.2m)山頂です。
なんてこった、ほぼ3,000mあったんか・・・・・・今頃気づいた俺でした。そういえば標高って見てこなかったなぁ、と。

ちなみに山の名前は「しろうま」で、山以外は「はくば」なのだそうです。「白馬」も元々は「代掻き馬」の「代馬」だったのが「白馬」に代わっていたのだとか。ややこしかったのが読み分け方がわかりました。

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山頂にてカップラーメンパーティ。
この日は下から保温ボトルでお湯を持って行きました。自宅で沸かしたのを持って行ったんですが、まだまだ暖かかったです。

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割と広い山頂部ですが、長野県側のロープの向こうを覗いてみると、断崖絶壁が見えます。
こえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

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山頂から見る「白馬山荘」かなり立派な建物に見えます。
時間に余裕があったら、そこまで降りてみる予定でしたが、かなりキツキツになってきたため、今回は山頂ピストンで折り返すことになりました。
でもまぁ、あそこまで行けなくて残念というよりは、満足して折り返す気分です。

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よくもまぁ、こんなところにも花が咲くもので。

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寄せ植えしたんじゃないのか?と思えるくらい寄せ植え状態。

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さーて、下山開始です。
写真多めでお送りしている白馬登山ですが、もちろん下山も写真多めでお送りいたしtます。

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タグ:NEX-5T 長野県
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