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白馬へ 4 [山歩]

前回 → http://hasekururu6th.blog.so-net.ne.jp/2017-08-26

蓮華温泉から白馬岳を目指しています。小蓮華山まで来ました。

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山っていいなぁ。

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こんな景色の中だったら、

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いくらでも歩いて行ける気がする。

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気持ちいいなぁ。

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まぁ、ずっと歩いていたいし、それだけの体力はあるつもりだけど、

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残念ながら、日が暮れるまでには下山しないとなんですけど。

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新潟県、長野県、富山県の3つの県境が交わる場所。その名も「三国境」

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「三国境」まで下りだったので、ここからはまた登りに変わっていきます。

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「あれが山頂!?」
「いや、あれの向こう側が山頂」
EROを何度も襲う山頂詐欺。しだいに口数が減っていくERO。

ホント、「山頂詐欺」と言いたくなるくらい、山頂っぽいとこが見えたと思ったら、まだ先・・・・・・というのが続きました。俺も初めての山なので、目指す山頂がどこなのか、さっぱり見当もつかない。
登山地図だと、目と鼻の先なのになぁ。

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来た道を振り返る。小蓮華山の山頂あたりは雲がかかったり晴れたり。
やぁ、すげー道のりを来たもんだ。

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目指す山頂はもうすぐそこ。

たぶん。

【NEX-5T】+
 【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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白馬へ 3 [山歩]

前回 → http://hasekururu6th.blog.so-net.ne.jp/2017-08-21

蓮華温泉から白馬岳山頂を目指しています。前回は「船越の頭」まで来ました。

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白馬大池から白馬山頂までの道のりは、単純な登り一辺倒ではなく、上がったり下がったりを繰り返します。

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「雷鳥坂」では見られませんでしたが、雷鳥の親子を発見!
望遠レンズ持ってねぇし・・・・・・やっぱ俺にはカメラ機材用のサブバックは必須だよ・・・・・・
この画像の中に小鳥が4羽と、親鳥が1羽います。

初めてみる雷鳥でしたが、ずんぐり丸っこくてかわいらしい感じでした。小鳥を見守るように親鳥が付いて歩いているのが、とてもかわいらしかったです。

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白馬岳はお花の宝庫。

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足元に咲く花に癒されながらの道のり。

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背中の荷物と寝不足で、座って花を撮って立ち上がると立ち眩みが・・・・・・

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時折ガスっていた登山道でしたが、この頃から青空の面積が広がってきました。
相変わらず長野側の方は、雲多めでしたが。

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素晴らしい風景に、眠気を通り越して、だんだん気持ちがよくなってきました。

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小蓮華山に着きました。
白馬岳まで、もう少し!

【NEX-5T】+
 【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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白馬へ 2 [山歩]

前回 → http://hasekururu6th.blog.so-net.ne.jp/2017-08-20

蓮華温泉から白馬岳を目指しています。

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白馬大池で小休止して、再出発。
これまでの樹林帯とはまったく違う岩の世界に変わりました。

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白馬大池を振り返る。
池周辺も特徴的な岩場が多くて、ここだけでも結構見ていられそうです。栂池からのルートでここまで登ってくるのも面白そうですね。

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「雷鳥坂」に差し掛かろうとしていますが、周辺にその気配は見られず。
雷鳥が間近に見られる可能性が高いということで、楽しみにしていましたが、あちらも野鳥ですからこちらの都合の良い様にはいきませんね。

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持って行くカメラには散々悩んだのですが、結局【NEX-5T+E PZ 16-50mm】を選択しました。富士登山もこれで撮ったしというのも理由でしたが、植物の多い白馬岳だと、晴天下でモニターが見にくい【NEX-5T】は失敗でしたね・・・・・・とりあえず、何枚か撮っておけばピントが合っているのもあるだろうくらいの撮影になってしまっています。

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「天狗の庭」から見た山とほぼ同じ高さまで登ってきたようです。雪倉岳ですかね。

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少々、ガスって来ました。
おかげで日差しはきつくなく、この時はこのくらいなら日焼けしなくていいねーなんて言っていたのですが・・・・・・
この日は「てんきとくらす」の予報で登山指数はA評価になっていましたので、天候についてはあまり心配していませんでしたが。
もちろんトレランザックにはしっかり上下ともレインウェアが入っています。

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「船越の頭」に到着です。

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「船越の頭」からこれから行く道を見下ろす。
長野側は白く、新潟側は晴れています。

まだまだ先は長い。

【NEX-5T】+
 【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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白馬へ 1 [山歩]

昨年のことですが、ふたりの仲間が蓮華温泉からの白馬岳日帰り登山をしました。
その時の写真を見て、うぉー白馬岳行ってみたい。そんな日帰り可能なルートがあるのか!と思ったのです。しかしまぁ本来なら1泊2日の登山ルートであり、お2人はノロノロランナーな俺よりずっとハイレベルな、トレイルランもやるランナーです。山は、誰かがやったからじゃあ俺も、なんて簡単なものではありません。
同じ行程をトレースするにしても、俺がやったら余計に時間がかかることは明白。単純に、アルプス単独行は俺の登山レベルではまだやめた方がいいところでしょう。
行ってみたい!と思いつつ、行けずに1年が経ちました・・・・・・


今年はどうも登山がしたい!という気が起こらずに夏も半ばになってしまいました。雪が解けてから登ったのは、弥彦山と角田山だけ。7月に入り、ああ高い山に入れる季節になったなぁと思いつつ足と腰があがらず。そんな時、話を聞いた時から「行ってみたい」と言っておいたのが良かったのか、昨年行った「チームつるかめ」のくまくまさんから「山行こ~」と声をかけていただきました。
いよいよ、念願の白馬登山です。

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始まりはトイレの前から・・・・・・

今回のパーティは、くまくまさんをリーダーに、俺ともう1人。「チームつるかめ」のEROさんという3人パーティ。
ちなみにこの時、EROさんはまだこのコースが本来1泊2日のコースだということを知らない。まぁくまくまさんが無理な人を誘うことはないと思っているので、俺はなんも心配しないでいましたが。まぁマラソンはお休みしているとはいえ、何度もフルマラソンを完走していますし、メンタル的にもしっかりしている人なので大丈夫でしょう。
いや、たぶん誘った時に「本来1泊2日」ということも言ったと思うんですけどね。伝わってなかっただけで・・・・・・

ちなみにトイレ前スタートなのは、ここに登山届の提出ポストがあるからです。

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蓮華温泉まで車で行き、蓮華温泉から登山開始です。
イマイチ位置関係を把握してなかったのですが、蓮華温泉って新潟県だったんですね。

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蓮華温泉ロッジの裏に、白馬岳への登山口があります。正確にはここからスタートということになるでしょうか。

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蓮華温泉からしばらくは「蓮華の森」という樹林帯の中を進みます。
どんな山でも登山口から尾根に上がるまでの序盤はきついですね。まぁ最初は身体ならしだと思って。

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天候もよく、今日はいい登山日和になりそうでした。

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一部、登山道が土砂崩れで通れなくなり、わりと最近付けられたと思われるドロドロの斜面があったりしましたが、我々は順調に歩を進めていました。

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「天狗の庭」まできました。
こりゃあ、いい眺めですね。

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「天狗の庭」を過ぎても、まだしばらく樹林帯は続きます。

前の方から「haseくんが見えなくなっても写真撮ってるんだろうなーって心配しない」という声が聞こえます。いやいや心配してください。

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だいぶ頭の上に広がる空が広くなってきました。

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もうすぐ樹林帯は抜けそうですね。

今回はリーダーくまくまさんを先頭に、EROさんをサンドイッチで登る隊列。おかげで俺は息を切らせるようなペースになることがなかったため、かなりラクラクでした。朝が早かったので、俺はこの頃、眠気がピークで、ちょっとぼーっとしていましたが。

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白馬大池に到着しました。
これで樹林帯は抜け、ここからは風景が一変します。


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 【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】



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夜の弥彦山 [山歩]

前々から夜の弥彦山を登ってみたかったのです。かといって闇山の経験はないから、いきなり一人では心細いなぁと誰か行きたい人いない?と尋ねてみたところ、
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ひとり釣れました。
「チームつるかめ」のくまくまさんです。3人くらい集まったらやろうと思ったんですが、くまくまさんも今後のために闇山やってみたいとのことでしたし、何より梅雨入りしたというのに晴れたので決行することにしました。

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午後20時30分の弥彦神社拝殿。
こんな時間にお邪魔しますと、神様にご挨拶。
他に人の気配はありません。拝殿までも入れないと思ったんですが、拝殿の扉は閉ざされているものの拝殿前で参拝することはできました。この電気は何時までついているんでしょう?

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杉並木を抜け、表参道登山口。すでに周辺はひとつの明かりもありません。
コンデジとミニ三脚という撮影機材。やっぱり三脚使ってない写真はブレブレです。このヘッドランプの明かりしかないない中で手持ちで撮ろうって方が無理なんで当たり前ですが。

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明かりは自分とくまくまさんのヘッドランプのみ。たまに木の上に星が見えたり、麓の明かりが見えたりする。
昨年の佐渡1周で使用し、その明るさには不安はなかったmont-bellのパワーヘッドランプ。今回も頼もしい明かりでした。
闇山の経験ない、と思っていたんですが、よくよく考えてみたら、昨年、富士山の登山道を誰もいない夜闇の中登ってたんでした・・・・・・あそこは環境が特殊すぎるけど。

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「里見の松」から。
夜景を見たいので曇天の場合中止、というプランでしたが、梅雨の晴れ間にあたったため、どうやら無事に山頂からもきれいな夜景が見られそうです。

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山頂に着きました。明かりがなくて写真が撮れないんで一気に山頂です。
ランプのおかげで足元の不安もなく、ひとりじゃないので闇への不安もなく、明かりで照らして足元しか見えないと、なんだか昼間登るよりもスイスイと登れてしまって、あっという間に山頂に着いた感じがしました。当日は全然、時間を気にしていなかったんですが、書きながら撮影した写真のデータで確認すると1時間以上かかっているんですね。スイスイ登ったつもりで昼間より時間がかかっていたようです。寄り道も全然していないんですが。

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まずは山頂、弥彦神社奥宮に無事登頂のご挨拶。
まだ「弥彦スカイライン」も夜間閉鎖になる前の時間ですから、他にも人がいるかと思いましたが、まったく誰にも会いませんでしたね。

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多宝山(写真左下)越しの新潟市市街地方面。

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燕、三条、分水方面。

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鉄塔を添えて。

ラーメン食べようと言っておきながら、すぐに撮るのに立ち止まってスイマセンくまくまさん・・・・・・

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新潟平野の夜景を見下ろしながら山ラーメン食べようぜ~というプランでしたので、カップラーメン持参。今回は保温ボトルでお湯を持って登りました。もちろんコーヒー付きで。
まぁ、弥彦の表参道1本くらいでカップラーメンはカロリーオーバーな感じもしますが。

夜中に山登ってラーメンなんて、ああなんて健全な夜遊び。

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下りも眼下の夜景のいい気分にさせてもらいながら、せっせと足元だけ見て下ってきました。

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麓の拝殿で無事に下山しましたのご挨拶をしていると、遊びに来た様子の若者たちに会いました。この登山で結局それまで人に会いませんでした。

初の夜の弥彦山、楽しく無事に完了しました。お付き合いいただき、くまくまさんありがとうございました。
やっぱり上からの夜景は綺麗ですね。かといってデカいカメラと三脚担いで夜の登山道に行く気がしない・・・・・・

【Cyber-shot DSC-RX100M2】


タグ:DSC-RX100M2

弥彦山 [山歩]

来ているようで来ていなかった弥彦山。なんと3月以来でした。もっと来ていると思ったんですが、まぁ確かに思い返してみると今年はあまり山に行っていないような。
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そんな事に気が付き、とっくに昼も過ぎた時間でしたが、昼間が長い季節ですから今から行っても日没までに十分下山できるとふんで、久しぶりに表参道に行ってきました。
ということで、いつもよりちょっと暗い登山道です。

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なんだっけなぁ、名前が喉元まで出てきているのだけど出てこない。最近、本当に名前が出てこなくて困ります。

今回、マクロレンズで撮りながら登ろうと思ったんですが、駐車場から100m程歩いたところで、標準ズームだけ持って歩き始めたことに気が付き、一瞬戻ろうかと思ったんですが、歩き始めたら面倒になって結局、マクロ無し。

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この鳥居、いつも足を止めてしまいます。
・・・いつも、は言い過ぎか。でも必ず横目で見ながら通過します。
・・・・・・必ずは言い過ぎか。

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アジサイが咲き始めていました。
新潟のアジサイの名所、どこか蚊が多くないところ、ないですかねぇ・・・・・それだけが嫌で。

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明るいうちに下山できると登り始めたのですが、夜の弥彦も来てみたいなと思っています。思っているだけでなかなかできてませんが、夜はこの辺りのような登山道が狭いところは十分に注意が必要ですね・・・・・・

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何かの卵でしょうかね。カエルかイモリか両生類系の。

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また登山道補修のお手伝い運動が始まっていました。
協力したいところなのですが、また最近、肘の状態がつらくて、砂利を持っての登山はちょっと無理なので今回はお休み。やっぱり1年休んでも治らないもんですね。

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久しぶりの登山でしたが、息が上がることもなく、いい感じに登ってこられました。最近、ちょこちょこと走りに行けるようになってきたのもあるでしょうね。まだ大会以外ではハーフも走ってませんが。

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山頂手前。
この間までは水浸しでしたが、稲が育ってきて「大草原」に変わってきた新潟平野です。

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山頂、奥宮に参拝。

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表参道くらいじゃカロリーオーバーだよなと思いながら、あんぱんと新製品のペットボトルのカフェラテを1本補給。

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いつも遠くから見ているので、どうも行っている気になっていたような弥彦山。
そろそろ体力も戻ってきたし、岩室~弥彦の弥彦山塊縦走もまたやりたいですね。それにはスタートを早くしないとなんですけど、最近、そこが問題。

【NEX-5T】+
 【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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花の山 [山歩]

4月から新生活、という方は大勢いらっしゃると思いますが、俺の場合は一足早く3月から新生活となりました。おかげで日常に全然余裕がなく、ああきっと角田山は花盛りなんだろうなと思いつつ、行くことができずにいました。3月の最終日、ようやくの予定のない休日に、前夜から角田行くぞと意気込んでいたのですが、生憎と光の乏しい空模様。ですが、もう今日しか行けそうにないし・・・・・・と、角田山に向かいました。

スーパーフライデーでしたが、それも関係ない時間帯なのに、角田浜駐車場はすごい車の数でした。観光バスもいたなー。でも、意外と登山道ではあまり人に会わなかったですね。

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雪割草・カタクリのシーズンのみ利用させてもらっている「桜尾根ルート」で山に入ります。
案の定、沢山の雪割草が登り始めてすぐに出迎えてくれました。が、雲が重く広がり、海からの風が冷たかったこの日、多くの花が閉じて下を向いてしまっていました。

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カタクリの群生もすでに見ごろでしたが、やっぱり光が足りないですね。
おかげで久しぶりに首から【α7 II】ぶら下げていたのに、ほとんどシャッターを切らないまま登頂。う~、風が冷てぇなあ・・・とボヤキながら観音堂でカップラーメンを食い、レンズをマクロレンズに交換し、下山開始。

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雪割草・カタクリ以外にもたくさんの花が楽しめました。が、まぁ、相変わらず名前を覚えられないんですよね。調べると、ああ!そうそう!とわかるんですが(それをわかると言うのか?)テキトーなことを書くのはやめておきます。ええ、頭ではわかっているんですよ。あの花だって。ええ、ええ。

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紫じゃないのもありそうですが、きっとコレ、開くと紫じゃないよな。というモノしか見つけられませんでした。

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確かに桜尾根ルートは数多く見られるんですけど、あまりの群生具合に、どこまでが自然に出てきたやつで、どこからが土地の所有者の方が手を入れたものかわからないですね。まぁ、山とはいえ、よそ様のお庭にお邪魔させていただいているようなものですから、ありがたく拝見させていただくわけですが。

できれば天気のいい日に行きたかったけど、今年はもう次に行ける時にはピークは終えてそうですね。そろそろ俺も桜モードですし。

【α7 II】+
 【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
 【100mm F2.8 Macro】


タグ:α7 II

雪の五頭をゆく 2 [山歩]

続きがあると書きませんでしたが、前回の続きです。
雪の五頭山を三の峰コースで登ってきて、三角点まで来ました。

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さて、ここから引き返しつつ五頭山の5つの峰を制覇していこうと思います。

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菱ヶ岳方面から歩いてくる人々。
上から見ていると、縦走している人も多かったですね。むしろこの時間に五頭山にいる人は、菱ヶ岳から縦走してきて下山前に休憩している人たちというくらいでした。

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一の峰、二の峰と歩いてきて、三の峰に戻ってきました。
お地蔵様もすっかり雪に埋まってしまっています。

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三角点あたりですでに空腹だったのですが、どうも風が当たるので、広い三の峰に戻ってきて、ようやく遅いランチにしました。
空腹が満たされたところで、行ったことのない四の峰、五の峰に向かって再出発です。

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どこから行くんだ?と小屋に降りてみたんですが、即行き止まり。なんてこった。狭い雪の階段はスノーシューで上り下りはちょっと難しい。
どこだー?降り口ー。と三の峰でウロウロと四の峰方面への踏み跡を探す。

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あった。って、おーい。この道大丈夫かいなんて思ってしまう。なんか雪庇のギリギリを歩いていく感じだけど。
踏み行ってみると、あきらかに踏み跡の硬さがこれまでと違い、三の峰コースとは登山者の数が違うのだなと足裏で感じる。
雪庇ギリじゃんと思いましたが、写真でいうと右側はなだらかなので、まぁ踏み抜いても大丈夫なのか、たぶん。という感じでした。左側は滑ったら落ちていきますよという斜面ですが。

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四の峰から五の峰越しに新潟東港。
なにもないけど、これが見られる四の峰?夏場には来たことがないので。

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そして五の峰に到着です。五の峰山頂856m。
昔、父と弟と三人で五頭山を登ったことがあるのですが、どこのコースからだったのか記憶にありませんでした。自分で山にくるようになって五頭山も来ましたが、どうも記憶と一致せず。ということは昔登ったのは五の峰だったのかなぁとは思っていたんですが、こうして来てみて、やはり五の峰だったと確認することができました。出湯温泉から登ったのか。今度はそっちからも登ってみたいなぁ。

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これで五頭山の5つの峰を制覇です。万歳。

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五の峰のお地蔵様は三の峰よりも体が出ていました。角度の問題だろうか。

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三度、三の峰に戻ってきて15時から下山開始です。5つの峰制覇でちょうどいい時間になりました。菱ヶ岳縦走だとちょっと時間が読めなかったのもあって。五の峰から下るという手もありましたが、最後にロード2㎞も面倒だったので、どうせ面倒なら三の峰に戻った方がいいやと。
もう時間も時間ですから、見渡してもほとんど登山者の姿はありません。ちょうど同じタイミングで下り始めたグループがひとつ。
スノーシューを履いて登ってきましたが、三の峰でスノーシューを外して簡易アイゼンにしました。なんの踏み跡もない斜面を下っていくならスノーシューが断然ラクだと思うんですが、踏み固められた道を下るならアイゼンの方がラクな気がします。見ていても、スノーシューを持っている方も下りはバックパックに括り付けている方ばかり。
やっぱりそうだよねぇ。

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息の上がった登山道も、帰りは結構、スイスイと下ってきました。予定よりだいぶ早い下山になりました。

天候に恵まれて、いい初の雪五頭になりました。もうちょっと早い時間に行ければ菱ヶ岳から縦走もできたかもしれませんね。もう3月も下旬になりますが、今シーズンはこれで最後か、もう1回行けるか?ですね。どんどん雪の状態は悪くなってしまいますが。
登りはきつかったけど、今シーズンの目標を達成できたので良かったです。
なお、今回は中止になってしまいましたが、またの機会に行きましょう。

雪の山も気になりますが、そろそろ海沿いにある「花の山」の状況が気になりまくっている今日この頃です。


【α7 II】+
 【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
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雪の五頭をゆく [山歩]

この冬に挑戦してみたいことに、雪の五頭山を登る、がありました。3月になってしまい、3月から生活環境が大きく変わることになった週末。好天の予報に、この日しかない!と、意を決して五頭山に向かいました。
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菱ヶ岳の登山口までは車で上がってこれたので、駐車場に車を置いてスノーシューを履いて、五頭山の登山口まで登ってきました。今回は三の峰コースで登る予定です。思えば五頭山に来るのは山開きの日に三の峰コースで登って以来です。

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夏場も、延々と登るコースなので、登りは覚悟してきましたが、やっぱり息が上がります。
どうも時間的に俺が一番遅く登り始めたようで、駐車場は満車状態。登山道で会う人は下ってくる人ばかりです。
すぐに息がきれるし、スノーシューなので、積極的に道を譲ります。「登りの人に待たせてごめんね!」なんて言ってくれるのですが、いえいえあまり上で待たれると、そこまで登らなくてはいけなくなるので、休んで待っている方が楽です。なかには「ゆっくり急げよー」なんて激しいエールを上から送ってくれる方もいましたが・・・・・・

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五頭連峰の菱ヶ岳がきれいに見えていました。帰りは縦走してあっちから下るのもいいかなー、なんて思います。それにしても五頭山と大して変わらない高さなのに、今日はやけに高く見える。って、そのくらいの高さまで登ろうとしているんだよな。ふひー。

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積雪量はこのくらい。・・・どのくらい。
元々、そんなに背の高い標識ではなかったように記憶してますが。

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晴れの日を選んできたこともあって、気持ちのいい青空と、雪の白です。
ただ反射がまぶしくて目がやられ、ファインダーを見ていても明るさが違いすぎて、全然見えていません。なんとなく見える構図でとりあえず撮って、あとでPCで開いていい奴だけ使うかーという感じに撮る。

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あ、なんかやっと登りの終わりが見えてきた感じ。

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五頭山の5つの山頂のひとつ、三の峰に到着しました。振り返って新潟平野を見下ろす。
こりゃ絶景。晴れてはいますが、佐渡までは見えませんでしたが。弥彦角田あたりがぼんやりと。

緑が生い茂っていないので、三の峰から5つの峰が一望できています。ああ、そういう位置関係だったのかと気づく。それだけでも来た甲斐があった気がする。菱ヶ岳縦走もいいけど、5つの峰を制覇もいいかもと、この時、この後のプランが決まる。

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三の峰の小屋は雪に埋まっています。

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5つの峰を回ると決め、とりあえず一の峰方面を目指すことにしたのですが・・・・・・次の二の峰に見えるまっすぐ登っている踏み跡。
そういえば夏場も上がったり下がったりだったっけ。見てしまったら行くかどうか迷う。ええい。ここまで来たらと踏み出す。まっすぐ登っている踏み跡が目立ちましたが、「道」はだいぶ大回り気味についていたので助かりました。

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一の峰まできました。峰の間のアップダウンは視覚的にやられますが、歩いてみるとそうでもないかも。
何度か一の峰でラーメン食べてますが、積雪ですっかり知らない場所になっています。

五頭山の山頂は5つありますが、標高が一番高い場所は別の場所にあります。ここまで来たらとそこへ向かいます。三叉路を夏場は通りますが、冬場は一の峰からはそこを通らずに「道」がついていました。

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一の峰を降りたあたりから振り返る。結構な積雪ですね。雪庇のようにもなっています。
ああ、菱ヶ岳への稜線も気持ちよさそうだなぁ。

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行く先も若干雪庇っぽい。こんなに雪がある雪山は初めてなので、ちょっと緊張。ちゃんと踏み跡をたどっていれば大丈夫だと思いますが。

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五頭山三角点に到着したと思われます。三角点は当然のように雪の下。赤いポールがわざわざ括り付けられていたので、おそらくここが三角点なのだと思います。

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晴天ということで、雪の飯豊連峰もきれいに見えていました。
その隣には磐梯山も。


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弥彦山で [山歩]

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晴れると聞いていたので、山に行こうかなと思いつつ、雲が多いのでそんなに晴れって感じじゃないなとか言っているうちに時間が経ち、いかんいかんと山に向かって、いっそ岩室温泉からもいいかなと思ったのですが、コンビニにアンパン買いによったら・・・・・・あ、財布持ってねーし・・・・・・
仕方なくいったん帰宅し、ちらっと山やめようかなと思ったものの、いいや行くんだと強い決意で再び山へ向かう。結局1時間ロスしたので、いつもの表参道に。

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積雪は3合目から。登りは簡易アイゼンなしでせっせと登る。
角田の雪がだいぶ溶けているので、弥彦も減ったかと思ったけど、減ってはいるけど思ったより残っていました。が、相変わらず5~6合目の岩エリアは急斜面の圧雪で、滑ったら崖状態のまま。圧雪だから余計に悪いですね。

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里見の松から。
始めに家を出た時は、雲が多くてイマイチな空でしたが、一旦家に戻って時間をロスしたことで、なんだか気持ちいい青空の時間帯に来られたような気がします。災い転じて福となす。暑くなってきたのでソフトシェルも鳥居のとこで脱いでしまいました。

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古い道しるべ。
ここに藪に向かって行先が書かれていて、近くにあるわりと新しめな矢印にも行先が書かれているので、もしかしてこの先に道があるのかと前から思ってはいたのだけど、緑の生い茂る時期は確認のしようがありませんでしたが、積雪期には入っていく人がいるみたいで踏み跡がありました。どこまで続いているかわかりませんし、行って崖でも困るので行きませんでしたが。

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9合目からは、ロープウェーで登ってくる人もいるので、相変わらず軽装で靴底がツルツルな街歩き用の靴で歩いている人をたくさん見かけます。
キャーキャーと悲鳴が上がっているので顔を上げると、スカートを履いた女の子が滑ってしゃがみこんでいるところでした。パンツが見えそう、になる寸前で視線を下に落としました。紳士なんで。紳士なんで。大事なことなので2回言いました。
男性の仲間たちと来ていたようですが、もうちょっと手を貸してあげたら?と思わずにいられなかった。
まぁみんな山の恰好ではなかったので、手を貸したところで共倒れでしょうけど。

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無雪期は階段ですが、積雪期は階段は雪の下になり、人がひとり歩く幅しか踏み固められず、しかも滑り台のような角度です。街歩き用の靴では登りはなんとかなるかもしれませんが、下りはかなり困難なはずです。そのあたりロープウェーの山頂駅で案内すればいいのにと思うんですが。

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足の状態も良くないし、アイゼンしないで上がってきたため、無雪期の1.5倍の時間をかけて登頂です。
青空とキラキラした海がまぶしく、気持ちいい山頂でした。せっかくアンパンを買うために財布をとりに帰ったのに、結局入ったコンビニにアンパンがなく、今日はパンケーキとコーヒーにしました。

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今日は3月11日。
あれから6年が経ちました。例年、花を買ってそれらしい画像を撮っていましたが、わざわざ演出するのもと思って、地震発生の時刻に山頂で黙とうだけさせていただきました。フリーな立場なので、津波の被災地に行こうかとも思ったんですが、やっぱり当日に行くことは気が引けてしまいます。

俺はただあの日起こったことを忘れないでいることしかできません。
あとはまた機会を作って、ふらっと訪ねたいと思います。今年はサンシャインマラソンにもエントリーできなかったんで、行けてないですし。

あの日の教訓を胸に、これからも1日1日、ゆっくり生きていきたいと思います。

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さすがに角田よりも標高があるだけあって、まだまだ雪の山を楽しめましたね。時間がなかったのもあって、スカイライン山頂駐車場周辺の積雪量は見てこなかったので、スカイラインでまだスノーシューを楽しめるかは、ちょっとわかりませんでしたが。
帰りはアイゼン付けてサクサク下ってきました。先回はアイゼン付けているのに何度もコケそうになりましたが、今日はアイゼンがよく効いて歩きやすかったです。運動不足が祟って太ももがプルプルしましたが。


今日はそんな弥彦山でした。

【NEX-7】+
 【E 10-18mm F4 OSS】


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