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越後七浦 [新潟の風景]

越後七浦シーサイドラインをドライブ。以前から気になっていた浜に降りてみた。

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帰宅してから地図を開いてみたが、地名が書かれていない。越後七浦の七にここは入っているんだろうか?

波に削られた柱状節理のなれの果てが、夕日に照らされて輝いていた。

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たまに人がいるのをシーサイドラインをドライブしながら見かけていたけど、この日は誰もいなかった。いなかったがわりと新しい足跡が砂浜に残されていたので、めったに人が下りないというわけではなさそうだ。
だけど、これといって何かがある浜でもない。

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幾重にも薄い波が重なる。しっかりと固まった砂浜が続いている。おそらく波が立っているあたりまでずっと浅いんじゃないだろうか。
ここ結構使えそうだなぁ。三脚でもあれば自分のシルエットを使って演出したい気分だった。ここで待ってても他に人来そうにないし。

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調子に乗って歩いていると、迫ってくる波から逃れるのに、だいぶ走る羽目になる。

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下から溶岩が盛り上がってきて、上の岩盤を押し曲げたんですね。
周辺に火山の気配はないけど、各地に残る溶岩が弥彦・角田を作った力だったんだなぁと見て取れる。周辺では温泉もあるしね。立岩は火山の名残なんだろうけど、周辺にもいくつか火山があったのかなぁ。

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浜の奥には海から運ばれた木やゴミがたまっている。

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そんな木々の下から、角田山の沢を流れてきた水が川のように流れて海に注いでいる。
この沢も地図やトレッキングガイド見ても名前がなかった。地形図で見ないとわからないかな。

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よく見れば、なんだかトンネルの跡のようなものが見える。奥の白いラインは「シーサイドライン」のガードレール。
トンネルにしては、抜けた先の反対側の崖には道の続きがあった形跡がないけど・・・・・・

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近づいてみると、「矢川放水路作業抗」というプレートが見えた。
越後平野から弥彦・角田山塊を貫く「矢川放水路トンネル」の出口が近くにある。その工事のために作られた坑道の跡のようだ。入り口は埋められ、その前にも高く砂が堆積している。

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間瀬港まで行って、引き返しながら浦巡りと思ってきたのだけど、結局、ここで陽が沈むまでいてしまった。
何もないけど、また来ようかなーと思う場所だった。

【α7 II】+
 【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】


タグ:α7 II
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