佐渡一周EJ その3 [フォトラン]
その1はこちらから → http://hasekururu6th.blog.so-net.ne.jp/2016-09-29
60km~
佐渡の北端を折り返し、今度は内海府海岸を両津の町に向かって走っていくことになります。
エイドでの補給と休息が効いて、ちょっとペースアップ。できるだけ明るいうちに両津近くまで行きたいので、せっせと走ります。
海の向こうに小佐渡の北端が見えてきました。あそこまで40kmくらいか。
雨はすっかり予報通りに上がりましたが、晴れるというよりは曇天ですね。あいかわらずちょっと蒸し暑いくらい。ペラペラウインドブレーカーと、アームカバーで温度調整。
浦川で日没を迎える。
う~ん、2年前に参加した時も、このあたりで日没だった気がする。ということは両津着は・・・・・・
陽が暮れたので、ヘッドライト装着です。
今年は星空が拝めないかと思いましたが、雲の切れ間に星が見えてきました。快晴は無理でも星が見えるならいいかな。
先回とほとんど同じペースで進んでいるとして、夜はどうしようかなどと、これからの行動を考えながら走る。
暗くなった両津の町を行く。さすがに90kmを走ると疲労が強く、足に痛みも出てきたので、ここで無理をしてもしょうがないと、トボトボと歩く。
目指す第3エイドは、地図だと両津港の近くだが、実際には両津の町を通り過ぎたあたりにある。この辺も迷いやすいけど、おおざっぱに道路を見てまっすぐだなと思う方に進めば問題なし。何か所か赤色点滅灯が付いた矢印案内がある。
知らないと「もしかして通り過ぎた?」と不安になるくらい町外れにある。
21:03 第3エイド93.3km 「寿月館」に到着。
ここは仮眠所になっていて、事前に予約すれば入浴と相部屋での雑魚寝が可能。俺は今回も予約してなかったので、食事のみ。おなじみの弁当セットと受け取り、トン汁をいただく。仮眠は予約してないけど、ちょっと長めに休憩。雨で湿った靴下を履き替える。
2年前はここで2時間程寝られたのだけど、今回はどうしようかな・・・と弁当を食べ、スマホでネットをチェックしている間に寝落ちした。気が付いたら30分ほど経過していた。
さてと、目覚めてしまうと寝れないんだよなぁ・・・ちょっと仮眠にも短すぎるけど、頭は冴えている。足の痛みも引いたようだ。
じゃあ、行くか。
夜は満天の星空でした。やはりうっすらと雲がかかっているのか、2年前のような無数の星がまたたく夜空というわけにはいきませんでしたが、新潟市民からすると、沢山見えます。
先回は、わざわざミニ三脚まで持ってきていながら撮影しなかったのを後悔したので、今回はあちこちカメラを置いて撮ってみました。今回は三脚ない上に、これまで星空撮影には使ったことのないコンパクトデジカメなので、かなり試行錯誤しましたが。
椎泊、両尾のあたりだと思います。
やっぱりどうもピントを追い込みきれず。
下に並ぶ光は、両津湾越しに見える対岸の明かりです。さっき走ってきたところですね。
立ち止まりながら星空を撮っていると、後続のランナーが追い抜いていきます。きっと「なにやってるんだろう?」と思われたことでしょう。俺には走るのも大事だけど、写真を撮るのも大事なので。
木々の向こうになんだか明るい光が見えるなと思ったら、昇りはじめたばかりの大きな半月でした。
何か建物の照明かと思うくらいに明るかった。今回、星空がそんなでもないのは、もしかしたら月明かりのせいかもしれませんね。
月が海を照らす。
走行距離は100kmを超える。
先回は、仮眠所でちょっと寝てきたのに、再出発してから眠くて仕方なく途中のバス停で寝たりしたのだけど、今回は眠気もなく、凍えるような寒さも感じない。保温を重視して着てきたアンダーのおかげか、単純に気温が高いのかわかりませんが、せっせと進んでいました。
しかし、やはり眠気が出てきて、途中で見かけたランナーがしていたように、道端で壁に寄りかかって寝る。寒くなかったので、風を避ける場所もいらない感じなのは助かりましたね。
気が付くと30分くらい経っていた。トータルで1時間の睡眠。また眠くなったらこんな感じで進めばいいか。
走ったり歩いたりしながら進む。両足の足首から先あたりからが痛む。かかとは平気。
「赤玉トンネル」まできました。
他のランナーにとってはただのトンネルでしょうが、2年前に出た時にここで日の出を迎えたので、記憶に残っている場所です。まだ日の出まで2時間ほどある。両津までは先回と同じペースだったけれど、睡眠時間が少ない分、先回より早く進むようになった。
暗い中、海に岩が立っているのが見え、この岩と太陽で絵になるんだけどなぁと思うけど、ここで日の出を待つのもなんなので、とりあえず進む。先回は眠気でフラフラし、気が付くとガードレールに当る寸前・・・なんてあぶないことをしていたけど、なんとか眠気は耐えられる。
次のエイドでちょっと寝ようかな・・・と思いながら、前に進む。
ペースはもう早くはない。疲労と足の痛みで、歩いたり走ったり。
徐々に、空が明るくなってきた。初日は雨予報だったが2日目からは雨の心配はしなくて良さそうだった。
海も穏やかだ。
対岸に西蒲三山(角田山・多宝山・弥彦山)が見えてきた。
時折、角田灯台の灯りが光るのが見える。
120kmは通過した。さて、2日目が始まる。
その4につづく。
その4 → http://hasekururu6th.blog.so-net.ne.jp/2016-10-04
【Cyber-shot DSC-RX100M2】
60km~
佐渡の北端を折り返し、今度は内海府海岸を両津の町に向かって走っていくことになります。
エイドでの補給と休息が効いて、ちょっとペースアップ。できるだけ明るいうちに両津近くまで行きたいので、せっせと走ります。
海の向こうに小佐渡の北端が見えてきました。あそこまで40kmくらいか。
雨はすっかり予報通りに上がりましたが、晴れるというよりは曇天ですね。あいかわらずちょっと蒸し暑いくらい。ペラペラウインドブレーカーと、アームカバーで温度調整。
浦川で日没を迎える。
う~ん、2年前に参加した時も、このあたりで日没だった気がする。ということは両津着は・・・・・・
陽が暮れたので、ヘッドライト装着です。
今年は星空が拝めないかと思いましたが、雲の切れ間に星が見えてきました。快晴は無理でも星が見えるならいいかな。
先回とほとんど同じペースで進んでいるとして、夜はどうしようかなどと、これからの行動を考えながら走る。
暗くなった両津の町を行く。さすがに90kmを走ると疲労が強く、足に痛みも出てきたので、ここで無理をしてもしょうがないと、トボトボと歩く。
目指す第3エイドは、地図だと両津港の近くだが、実際には両津の町を通り過ぎたあたりにある。この辺も迷いやすいけど、おおざっぱに道路を見てまっすぐだなと思う方に進めば問題なし。何か所か赤色点滅灯が付いた矢印案内がある。
知らないと「もしかして通り過ぎた?」と不安になるくらい町外れにある。
21:03 第3エイド93.3km 「寿月館」に到着。
ここは仮眠所になっていて、事前に予約すれば入浴と相部屋での雑魚寝が可能。俺は今回も予約してなかったので、食事のみ。おなじみの弁当セットと受け取り、トン汁をいただく。仮眠は予約してないけど、ちょっと長めに休憩。雨で湿った靴下を履き替える。
2年前はここで2時間程寝られたのだけど、今回はどうしようかな・・・と弁当を食べ、スマホでネットをチェックしている間に寝落ちした。気が付いたら30分ほど経過していた。
さてと、目覚めてしまうと寝れないんだよなぁ・・・ちょっと仮眠にも短すぎるけど、頭は冴えている。足の痛みも引いたようだ。
じゃあ、行くか。
夜は満天の星空でした。やはりうっすらと雲がかかっているのか、2年前のような無数の星がまたたく夜空というわけにはいきませんでしたが、新潟市民からすると、沢山見えます。
先回は、わざわざミニ三脚まで持ってきていながら撮影しなかったのを後悔したので、今回はあちこちカメラを置いて撮ってみました。今回は三脚ない上に、これまで星空撮影には使ったことのないコンパクトデジカメなので、かなり試行錯誤しましたが。
椎泊、両尾のあたりだと思います。
やっぱりどうもピントを追い込みきれず。
下に並ぶ光は、両津湾越しに見える対岸の明かりです。さっき走ってきたところですね。
立ち止まりながら星空を撮っていると、後続のランナーが追い抜いていきます。きっと「なにやってるんだろう?」と思われたことでしょう。俺には走るのも大事だけど、写真を撮るのも大事なので。
木々の向こうになんだか明るい光が見えるなと思ったら、昇りはじめたばかりの大きな半月でした。
何か建物の照明かと思うくらいに明るかった。今回、星空がそんなでもないのは、もしかしたら月明かりのせいかもしれませんね。
月が海を照らす。
走行距離は100kmを超える。
先回は、仮眠所でちょっと寝てきたのに、再出発してから眠くて仕方なく途中のバス停で寝たりしたのだけど、今回は眠気もなく、凍えるような寒さも感じない。保温を重視して着てきたアンダーのおかげか、単純に気温が高いのかわかりませんが、せっせと進んでいました。
しかし、やはり眠気が出てきて、途中で見かけたランナーがしていたように、道端で壁に寄りかかって寝る。寒くなかったので、風を避ける場所もいらない感じなのは助かりましたね。
気が付くと30分くらい経っていた。トータルで1時間の睡眠。また眠くなったらこんな感じで進めばいいか。
走ったり歩いたりしながら進む。両足の足首から先あたりからが痛む。かかとは平気。
「赤玉トンネル」まできました。
他のランナーにとってはただのトンネルでしょうが、2年前に出た時にここで日の出を迎えたので、記憶に残っている場所です。まだ日の出まで2時間ほどある。両津までは先回と同じペースだったけれど、睡眠時間が少ない分、先回より早く進むようになった。
暗い中、海に岩が立っているのが見え、この岩と太陽で絵になるんだけどなぁと思うけど、ここで日の出を待つのもなんなので、とりあえず進む。先回は眠気でフラフラし、気が付くとガードレールに当る寸前・・・なんてあぶないことをしていたけど、なんとか眠気は耐えられる。
次のエイドでちょっと寝ようかな・・・と思いながら、前に進む。
ペースはもう早くはない。疲労と足の痛みで、歩いたり走ったり。
徐々に、空が明るくなってきた。初日は雨予報だったが2日目からは雨の心配はしなくて良さそうだった。
海も穏やかだ。
対岸に西蒲三山(角田山・多宝山・弥彦山)が見えてきた。
時折、角田灯台の灯りが光るのが見える。
120kmは通過した。さて、2日目が始まる。
その4につづく。
その4 → http://hasekururu6th.blog.so-net.ne.jp/2016-10-04
【Cyber-shot DSC-RX100M2】
2016-10-02 23:32
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