伊呉野 [新潟の風景]
ここはもうとっくに山形県に入っているのだと思っていた。ところが、ここはまだ新潟県だったのである。
新潟県と山形県の県境。左側は山形県鶴岡市鼠ヶ関(ねずみがせき)。
そして右側は新潟県村上市伊呉野(いぐれの)。
かつて関所があったこの一帯はもう、全体が鼠が関だとおもっていたのだけど、地図を見ると確かにここはまだ新潟県で、県境の碑があるというので、降り立ってみた。
今は伊呉野のはずれを国道7号線が通っているが、かつてはこちららメインルートだったのかもしれない。
今の鼠ヶ関は、よっぽど何か用事がなければ、わざわざ国道7号から下りて立ち寄る場所でもない。
とか書くと怒られると悪いので・・・・・・
鼠ヶ関はかつて関所があった場所で、今は漁港で様々なおいしいグルメをいただくことができます。また鼠ヶ関の灯台には、源義経の伝説もあったりと、じつはただの県境の土地というだけでない魅力があり、俺もかつて周辺を何度か散策したことがあります。
その当時は、伊呉野という土地があると全然気が付きませんでしたが。
ご丁寧に「県境通過記念スタンプ」まで用意されていました。
押してみたかったのですが、残念ながら適当な紙を持ち合わせていませんでした。
行政区分としては新潟県になりますが、路線バスは「庄内交通」が運行しているようです。
えーと・・・1日5本!?
伊呉野と国道7号の間にはJR羽越本線の線路があります。
伊呉野MAP。
数えられるほどの民家しかありません。なんか商店っぽいのはありましたが、駅をはじめ主要な施設は鼠ヶ関側にあるようです。
伊呉野から新潟県方向。護岸の上が国道7号です。
笹川流れの延長ということもあって、海がきれいです。
港の向こうには粟島浦村こと粟島。
多くの方が国道7号を通りながら標識をみて、ここから山形県に入るんだな!と思ったり話したりしていると思いますが、そこ!そこが伊呉野ですよ。
い・ぐ・れ・の。
新潟県最北の地、伊呉野。
【NEX-5T】+
【E16mm F2.8】
タグ:NEX-5T
2017-09-25 23:32
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