ある日、新潟で　27：キラキラノカケラ[5]：SSブログ

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ある日、新潟で　27　[新潟の風景] [編集]

兆し。

弥彦神社から「越後七浦シーサイドライン」へ。
【SIGMA 30mm F2.8 EX DN E】縛りで楽しんでいたので、超広角を使いたい気持ちに何度も駆られながらも、どうにか貫き通しました。

今まで、気にはなっていたものの、車を止めたことがなかった場所から、崖下を見下ろすと、派手に波が打ち付けていた。思ったような見晴らしはなかったものの、ここはここで面白い場所かもしれない。

ファインダーを覗いていて気が付いたのだけど、岩場に道がある。そういえば小浜に岩場をくり抜いたトンネルがあるのが、ここに来るまでの間に見えたのを思い出す。確かあそこは現在、立ち入り禁止になっていたと思うけど。
誰が行けるんだ、あんなところに・・・・・・

一時期、しょっちゅう来ていて、その反動で今度は来なくなっていた角田浜に下りる。
最近、山登りが出来ていないので、余計に来る機会が減っている。まぁ冬場の「灯台ルート」は俺の登山レベルではちょっと近寄り難いのだけど。

ここのところ毎日強風が吹き荒れていて、多少は落ち着いてきたようだけど、角田浜から灯台までの階段は手すりに捕まってやっと登った。途中で写真を撮ろうと踏ん張ってカメラを構えてみたものの、まっすぐ立っていられずに断念。
いつもの灯台からちょっと上の岩場からだけど、ここも風が強く身を低くして撮影。当然だが周りに柵なんてない。

「判官隠し」を見下ろすと、2人ほど波に向かってカメラを構えているのが見えた。駐車場に何台か車が止まっていたので、こんな強風時に「灯台ルート」かと思ったが、ここで波を撮る人だったらしい。

先ほどの「道」が、そういえばここから伸びている。一応、車止めのようなものが「道」の入り口にあるのだけど、立ち入り禁止とは書かれていたろうか。「判官隠し」にはあまり行かないし、素直に「車止め」より先には行ったことがないので、その先がどうなっているかは知らない。
もしかして角田浜から小浜まで続いているのだろうか？今のように自動車も通れる道路が通る前の大昔の道なんだろうか？それにしてはきれいに保たれているようだけど。小浜まで行っても何もないし、もしかして浦浜まで道がある？
想像は膨らみ、行って確かめてみたい気がするが、風がなくて、波も穏やかな時でないと無理ですね。
浮き輪も持って行った方がいいかも・・・・・・

時折、太陽が雲間から姿を見せるものの、海に沈む夕日は見られそうにない。

そう見て角田浜を出たのだけど、直後、背後から眩しい陽光が射してくる。あわてて近くの巻漁港へ入る。

眩しい、眩しい太陽。

夕日撮りの先客が、すでに2人いた。

先月からずっと低空飛行気味だった気分も、ここ数日のうちにようやく上向いてきた感じがする。
気分が上向いてくると、撮る写真も明るいものに変わってくるのがわかる。オーバー気味にプラス補正をかけまくりたくなる。夕日撮りでは影になる部分は暗くしたいので今日は抑えましたが。

砂浜に映った青空を入れたいと思うと水平がずれる。ああ～！超広角使いたい。車に戻ればレンズ交換できるが、今日はレンズ縛り。ぐっとこらえた。