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伊豆大島I 波浮港 [旅]

行ってきてからだいぶ経ってしまいましたが、伊豆大島シリーズ始めます。今のところ全何回になるか未定ですし、もしかしたらタイムリーな話題を挟んでいるうちに中断してしまうかもしれません。気長にお付き合いください。

早朝に島に着いたものの、大会の受付も翌日なので、さっそく完全フリー日。「ちょっとブラブラ散歩してくる」と家を出ました。訪れなくなって久しいですが、一応、道に迷わないくらいの地図は頭に入っています。

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伊豆大島南部にある、波浮港にやってきました。
旅客船は入らないので、基本的には漁港になるのだと思います。

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波浮港は川端康成の小説「伊豆の踊子」の舞台になった場所だそうです。
・・・スイマセン、未読です。

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幼少の頃は、ここで毎日のように釣りをしていました。
完全に父の趣味ですが。

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以前はもう少し活気があったような気がするんですが・・・まぁ子供の頃は基本的には夏に来ていましたし、今回訪ねたのは3月ですからね。まだレジャー客で賑わう季節には遠いでしょう。

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港は周囲を高い崖に囲まれています。
木々に覆われて見えませんが、正面の崖の中に急な階段があって、初めて見つけた道でしたが、そこを降りてきました。だって「波浮港 近道」って書いてあったんだもの。

ここは昔の噴火口の跡で、火口湖だったのが海側が津波で削られて海と繋がり、その後、港口を広げて港として整備されたのだそうです。
つまり噴火口の中に住んでいるようなもので。
1986年の噴火の際には、ここも噴火するのではないか?とも言われたそうですが、結果的には波浮港では何もなかったようです。

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というわけで、内側から火口壁を眺められるという、考えるとちょっと不思議な感じもします。

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底が見えていますが、水深は3~4mあるような気がします。大人になってからは潜っていないので、子供の頃の記憶によれば、ですが。
俺はカナヅチですが、ここから飛び込んで、手前の梯子に戻ってくるくらいならなんとかなります。
見えるところはこうして底が見えていますが、水中で見ると、ここから港の中心に向かってすーっとどんどん深くなっているのがわかります。もともと噴火口ですから、おそらくすり鉢状になっているんでしょう。

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大島の人はなかなかスリリングな駐車をします。
※左後輪が縁石にあたって停まっています。
ギリギリに停めた方が船に荷物を移しやすいとか、そんなところでしょうか。

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港から離れて、ゴロゴロした岩場を進みます。
素人目に見ても、これらがすべて冷えて固まった溶岩なのだとわかります。

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もちろん、こんなところに道なんてありません。岩を渡ったり、進めそうなルートを見つけたり。こんなところで遊んでいた経験が、今、山歩やトレイルランニングに生きています。

ずっと歩いて行けるところまで行きたい心境でしたが、大会を控えていてこんな不安定な場所で負傷してはどうしようもないですから、いいとこでやめておきました。

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鵜の像というか、野口雨情作詞・中山晋平作曲の『波浮の港』が刻まれた歌碑です。
・・・スイマセン、知りません。


【NEX-7】+
 【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】
 【SIGMA 30mm F2.8 EX DN E】
 【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】


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