浦佐温泉耐久山岳マラソン [フォトラン]
初めて「浦佐温泉耐久山岳マラソン」に参加してきました。これまでに2回来たことがありますが、その時は同時開催の「健康歩こうの大会」での参加だったので。
ここは1周21.0975kmのコースを「2周の部」、「1周の部」、そして「歩こうの部」(1周のみ)があるのですが、昨年、「歩こうの部」で快走し(コラコラ)、わりと余力を残してゴールで来たので、これなら2周行ってみたいなーと思い、今年はついに2周の証である「赤いゼッケン」に申し込んでしまいました。2周なんてありえないと思っていた俺がまさか挑戦する時がくるとは・・・・・・
快晴の空の下、スタート。気温はぐんぐん上がる予報。
今回は「チームつるかめ」からは5人が参戦です。
「つるかめ」も、いよいよチームTシャツ作成計画が持ち上がり、俺はプロトタイプを着用してきました。「つるかめTシャツ」のプレデビュー戦です。今後、どこかで「つるかめTシャツ」を見かけた際には、お気軽にお声掛けください。・・・・・・俺とは限りませんが。
今年は、スタートラインから真面目に走っています。
黄金色に実った田んぼが今年もキラキラと輝いています。
難所「魔の33曲り」もなんのその~
2つ目の山も、こんなところで歩いていられるかー、とせっせと走る。
こんなにかぶり水をかぶった大会は久しぶりです。かぶり水がある度に、ザバザバとかけていただきました。
冷たくて「くぅううう~~~」と声が出ます。気持ちよかった。かぶり水のために進んでいたような気さえした。
日差しが陰る様子もないため、熱中症にならないように、とにかく冷却です。
ずぶ濡れになるほどかけてもらっても、しばらく走るともうウェアは乾いてしまいます。
2つ目の山から駆け降ります。今年は去年よりもいいタイム・・・と思っていたのですが、どうも時計を見ていると怪しい。
あれ?おかしいな??と思いつつ、昨年よりも飛ばせていないことは気づいていました。暑いことももちろんありましたが、あちこち故障をかばってどうもブレーキがかかるらしいようで。
山から里に下りてからダラダラと長い。暑いし身体も思うように動かない。気力だ気力とどうにか前に進みます。
ゴールゲートは部門ごとに細かく分けられています。2周は左端なのはわかっていたので、そちらに向かうのですが、2周の前に「女子の部」と書かれているので、あれ?ここだよな??と二度見。
今年から1周目に制限時間ができたのですが、閉鎖30分前から「そろそろ時間になるので閉鎖の準備をお願いします」なんてアナウンスが聞こえてくる。まだ準備には早すぎだろー!?
結局、1周するのに、去年よりも遅く2時間半もかかってしまいました。今年は2時間は確実に切れるつもりで来たのですが。
しかも1周で正直お腹いっぱい。もう1周なんて行きたくない心境。ゲートをくぐった後の給水で「やめたい、やめたい」と心の内で呟きながら給水する。ひとしきりバナナと水を補給して、ウルトラランナーの端くれとして制限時間になる前に自分からリタイヤ宣言はしないんだ。そう、どうにかモチベーションを上げ、エイドや周辺の人たちに「いってきます!」と言いまくって強引に自分を連れだすように再スタート。
あたりまえですが2周目のコースには2周の部に参加しているランナーしかいません。公式サイトにも「2周目は孤独」なんて書いてありましたが、ホントに人いないのね・・・・・・
今年から制限時間ができました。6時間半かな。普通に考えればフルで6時間半は余裕なのですが、この日の状況は普通とは考えられなかったので、とにかく進むしかない・・・・・・と。歩いているランナーを走って追い抜いて行く。
なんて走れたのは、3kmくらいの最初のエイドまで。ここからは登りは歩くっと開き直りました。
暑すぎるわー!眩しいわー!!
「魔の33曲り」歩いているとどんどん抜かれる。里で抜いてきた人がどんどん前に行く。
マラソンをしていて気付いたのですが、俺ってどうも歩くのが遅いみたいです・・・・・・周りの歩いている人がいつの間にかずいぶん先に・・・ということがよくある。
歩くの速いつもりでいたんですが、どうも思い違いの様で。
天気はサイコーに良いんだけど。
良いんだけど日陰と、涼しい風と、できれば気温が下がってほしい。
もちろん2周目も「かぶり水」かぶりまくり。
登りは歩いてしまったので、下りは走るー。せっせせっせと駆け下る。
途中でnariさんに追いついた。下りきったところのエイドまでご一緒し、俺はエイドの仮設トイレへ。
2回目の2つ目の山。(土地勘がないのでわかりにくくてすいません)
nariさんを再び追いかけようという気持ちはあるのだけれど、やはり登りは全然足が上がらない。
暑いんだけど、吹く風は秋風を感じる。
2つ目の山のてっぺんから、しばらく細かくアップダウン。登りは歩いて下りは走る。それもやがて完全に下りに変わり。さー、ここから追撃~。
もう1周の制限時間は過ぎているが、まだまだ「歩こう」の人もコース上におり、声援をくれるので「ありがとー」と返しながらガシガシ下る。
下りきれば終わりだー(里が2kmあるけど)
ガシガシ下っていたのが、やがて足が耐え切れなくなってしまった。
せっかくの急な下りなのに、なんだかヒョッコヒョッコとした動きになってしまって、全然駆け下ることができない。
あー、もー、どーにもならーん!
気持ちとしては走れるんだけど、身体が言うことを聞いてくれない。
仕方がないので、下りだけど歩くことにした。
急な坂を下り切って毘沙門堂のところに「つるかめ」メンバーが応援に来てくれていたのだけど、せめて応援してくれている前だけでも走りたいと思うものの、まったく走ることができず。地元の子供が「歩いてもいいからガンバレー」と言ってくれる。その声援、ホントありがたいわー
ここまで来たらあと2km。どうにか行くしかない。
地蔵清水。水が冷たくて気持ちよかった。助かりました。
道が平らになってから、やっと身体と走るリズムが合ってきた。
どうにか気力を振り絞って走る。
ヨレヨレでどうにか完走しました。
5時間45分もかかってしまいました。(俺計測で。公式記録は後日郵送されてきます)
まぁ、この条件では仕方がないか。噂では温度計が37℃をさしていたらしい。
もう2周はコリゴリだーと思いました。
喉元過ぎれば熱さを忘れる。
コリゴリだと思った翌日、大会を振り返ってみると楽しかったなぁ~と。
あれだけ苦しい、暑い、もうムリーと繰り返していたけど、内心、笑ってたのはよく覚えてます。
来年もできたらまた2周の挑戦したいですね。
今年はまさに「耐久山岳」の名にふさわしい大会でした。
なお「山岳」ですが、基本的に舗装路です。
【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】
ここは1周21.0975kmのコースを「2周の部」、「1周の部」、そして「歩こうの部」(1周のみ)があるのですが、昨年、「歩こうの部」で快走し(コラコラ)、わりと余力を残してゴールで来たので、これなら2周行ってみたいなーと思い、今年はついに2周の証である「赤いゼッケン」に申し込んでしまいました。2周なんてありえないと思っていた俺がまさか挑戦する時がくるとは・・・・・・
快晴の空の下、スタート。気温はぐんぐん上がる予報。
今回は「チームつるかめ」からは5人が参戦です。
「つるかめ」も、いよいよチームTシャツ作成計画が持ち上がり、俺はプロトタイプを着用してきました。「つるかめTシャツ」のプレデビュー戦です。今後、どこかで「つるかめTシャツ」を見かけた際には、お気軽にお声掛けください。・・・・・・俺とは限りませんが。
今年は、スタートラインから真面目に走っています。
黄金色に実った田んぼが今年もキラキラと輝いています。
難所「魔の33曲り」もなんのその~
2つ目の山も、こんなところで歩いていられるかー、とせっせと走る。
こんなにかぶり水をかぶった大会は久しぶりです。かぶり水がある度に、ザバザバとかけていただきました。
冷たくて「くぅううう~~~」と声が出ます。気持ちよかった。かぶり水のために進んでいたような気さえした。
日差しが陰る様子もないため、熱中症にならないように、とにかく冷却です。
ずぶ濡れになるほどかけてもらっても、しばらく走るともうウェアは乾いてしまいます。
2つ目の山から駆け降ります。今年は去年よりもいいタイム・・・と思っていたのですが、どうも時計を見ていると怪しい。
あれ?おかしいな??と思いつつ、昨年よりも飛ばせていないことは気づいていました。暑いことももちろんありましたが、あちこち故障をかばってどうもブレーキがかかるらしいようで。
山から里に下りてからダラダラと長い。暑いし身体も思うように動かない。気力だ気力とどうにか前に進みます。
ゴールゲートは部門ごとに細かく分けられています。2周は左端なのはわかっていたので、そちらに向かうのですが、2周の前に「女子の部」と書かれているので、あれ?ここだよな??と二度見。
今年から1周目に制限時間ができたのですが、閉鎖30分前から「そろそろ時間になるので閉鎖の準備をお願いします」なんてアナウンスが聞こえてくる。まだ準備には早すぎだろー!?
結局、1周するのに、去年よりも遅く2時間半もかかってしまいました。今年は2時間は確実に切れるつもりで来たのですが。
しかも1周で正直お腹いっぱい。もう1周なんて行きたくない心境。ゲートをくぐった後の給水で「やめたい、やめたい」と心の内で呟きながら給水する。ひとしきりバナナと水を補給して、ウルトラランナーの端くれとして制限時間になる前に自分からリタイヤ宣言はしないんだ。そう、どうにかモチベーションを上げ、エイドや周辺の人たちに「いってきます!」と言いまくって強引に自分を連れだすように再スタート。
あたりまえですが2周目のコースには2周の部に参加しているランナーしかいません。公式サイトにも「2周目は孤独」なんて書いてありましたが、ホントに人いないのね・・・・・・
今年から制限時間ができました。6時間半かな。普通に考えればフルで6時間半は余裕なのですが、この日の状況は普通とは考えられなかったので、とにかく進むしかない・・・・・・と。歩いているランナーを走って追い抜いて行く。
なんて走れたのは、3kmくらいの最初のエイドまで。ここからは登りは歩くっと開き直りました。
暑すぎるわー!眩しいわー!!
「魔の33曲り」歩いているとどんどん抜かれる。里で抜いてきた人がどんどん前に行く。
マラソンをしていて気付いたのですが、俺ってどうも歩くのが遅いみたいです・・・・・・周りの歩いている人がいつの間にかずいぶん先に・・・ということがよくある。
歩くの速いつもりでいたんですが、どうも思い違いの様で。
天気はサイコーに良いんだけど。
良いんだけど日陰と、涼しい風と、できれば気温が下がってほしい。
もちろん2周目も「かぶり水」かぶりまくり。
登りは歩いてしまったので、下りは走るー。せっせせっせと駆け下る。
途中でnariさんに追いついた。下りきったところのエイドまでご一緒し、俺はエイドの仮設トイレへ。
2回目の2つ目の山。(土地勘がないのでわかりにくくてすいません)
nariさんを再び追いかけようという気持ちはあるのだけれど、やはり登りは全然足が上がらない。
暑いんだけど、吹く風は秋風を感じる。
2つ目の山のてっぺんから、しばらく細かくアップダウン。登りは歩いて下りは走る。それもやがて完全に下りに変わり。さー、ここから追撃~。
もう1周の制限時間は過ぎているが、まだまだ「歩こう」の人もコース上におり、声援をくれるので「ありがとー」と返しながらガシガシ下る。
下りきれば終わりだー(里が2kmあるけど)
ガシガシ下っていたのが、やがて足が耐え切れなくなってしまった。
せっかくの急な下りなのに、なんだかヒョッコヒョッコとした動きになってしまって、全然駆け下ることができない。
あー、もー、どーにもならーん!
気持ちとしては走れるんだけど、身体が言うことを聞いてくれない。
仕方がないので、下りだけど歩くことにした。
急な坂を下り切って毘沙門堂のところに「つるかめ」メンバーが応援に来てくれていたのだけど、せめて応援してくれている前だけでも走りたいと思うものの、まったく走ることができず。地元の子供が「歩いてもいいからガンバレー」と言ってくれる。その声援、ホントありがたいわー
ここまで来たらあと2km。どうにか行くしかない。
地蔵清水。水が冷たくて気持ちよかった。助かりました。
道が平らになってから、やっと身体と走るリズムが合ってきた。
どうにか気力を振り絞って走る。
ヨレヨレでどうにか完走しました。
5時間45分もかかってしまいました。(俺計測で。公式記録は後日郵送されてきます)
まぁ、この条件では仕方がないか。噂では温度計が37℃をさしていたらしい。
もう2周はコリゴリだーと思いました。
喉元過ぎれば熱さを忘れる。
コリゴリだと思った翌日、大会を振り返ってみると楽しかったなぁ~と。
あれだけ苦しい、暑い、もうムリーと繰り返していたけど、内心、笑ってたのはよく覚えてます。
来年もできたらまた2周の挑戦したいですね。
今年はまさに「耐久山岳」の名にふさわしい大会でした。
なお「山岳」ですが、基本的に舗装路です。
【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】
2016-09-16 20:07
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0